パラシュート とは、傘のような形状で空気の力を受けて速度を制御するもの。落下傘(らっかさん)とも呼ばれる。パラシュートとはフランス語の「守る」 (para) と「落ちる」 (chute) を組み合わせた言葉である。
飛行する航空機からの脱出や地上・海上施設への降下、スカイダイビングの最終行程などに使用される。
初期のパラシュートは絹製で、これは湿ると重くなる上に、開かない事故がよく起こった。現在はナイロンなどの化学繊維製である。
また、パラシュートの古典的なマッシュルーム型は、その形状からキャノピーが潰れにくく安定している代わりに、コントロール性は劣る。エアスポーツでは定番となった、ラムエアータイプのパラシュートは、断面が翼のようになっており、滑空性能やコントロール性に優れるが、前述のマッシュルーム型と比較すると、キャノピーが潰れやすいという特性がある。
ドラッグレースやスペースシャトル、戦闘機の減速などにも同様の形状のものが用いられているが、これらは減速のみに用いるため、ドラッグシュート(Drag chute、制動傘)と呼ばれる。
ドローグシュート(Drogue chute)という小型の傘は、メインパラシュート(主傘)の展開前の姿勢制御(姿勢が安定していないとメインパラシュートの索が絡まって巧く展開しないため)と、予備減速(高速時にいきなりメインパラシュートを開くと裂けて破損するため)と、メインパラシュートを収納部から引き出すために使われる。
出典:Wikipedia(パラシュート)